【行ってきた】共作に込められた想いに涙!家族みんなで楽しめる「ねずみくんのチョッキ展」@大丸梅田【現地レポ】

【行ってきた】共作に込められた想いに涙!家族みんなで楽しめる「ねずみくんのチョッキ展」@大丸梅田【現地レポ】

タイトルを聞くと、グリーンの正方形の中にちょこんとたたずむねずみくんの姿が浮かぶ方も多いはず。からだは小さくても優しい心を持ったねずみくんの物語。子どもの頃お気に入りだったその絵本はずっと心に残っていて、大人になり子育てをするようになってまた読みたくなって探すようになりました。

懐かしく、そして愛おしい。心にずっといる友だち「ねずみくん」の温かな世界の裏側をのぞいてみたい

半世紀近く、幅広い世代に愛されてきたねずみくんの人気の理由と、作ったのはどんな方なのかを知りたくて2021年1月15日(金)~31日(日)開催中の「誕生45周年記念 ねずみくんのチョッキ展 なかえよしを・上野紀子の世界」大丸梅田店の会場に、初日にお邪魔してきました。

「誕生45周年記念 ねずみくんのチョッキ展 なかえよしを・上野紀子の世界」概要記事はこちら↓

「ねずみくんのチョッキ展」1月15日(金)より大阪・大丸梅田店で開催!

 

まずは会場の外をぐるっと一周しようと歩き出すと、早速ねずみくんの姿を発見!『すこし きついが にあうかな?』の名シーンを再現した特大パネルに、「これ、読んだことある!」と会場前で足を止める方もたくさんいらっしゃいました。

シリーズ35冊の表紙が一望できるド迫力パネルも。こんなに続刊が出ていたなんて、恥ずかしながら知りませんでした…!

受付には、伸びてしまったチョッキをブランコにしているあのシーンが♪

小学生以下の入場者がもらえる「ねずみくん」の耳とチョッキも見せて頂きました。ねずみくんになった我が子と一緒に絵本の世界に入れるなんて素敵です。やっぱり子どもと一緒に来たらよかった…もう一度来よう。入る前から再訪を誓いながらの入場です。

  

 

シリーズ35冊の中から大好きな1冊が必ず見つかる!原画で絵本を読み進められる贅沢な展示

初期の「ねずみくんのチョッキ」と「りんごがたべたいねずみくん」しか読んだことがなかった私。35冊もシリーズがあったなんて!知らないお話の展示ばかりかな?なんて思ったら、そんな心配は不要でした。なぜなら…

実際の絵本のページをめくるように、原画を順番に読んでいける展示スタイル。物語の文章も横に添えられています。生の原稿でお話を読めるなんて、贅沢すぎて泣けてきます!物販で絵本を買おうと決めていたので、子どもがどの物語をとくに気に入りそうか考えながらタイトルを頭にメモしつつ会場を進んでいきました。

カラーのところ以外は全部鉛筆で描かれていたと知ってビックリ!繊細で柔らかなタッチを目に焼き付けたくて、思わず至近距離で凝視しちゃいます。

文字の写植が入った原稿も。PCがない時代は、テキスト部分を切り貼りしていたのですよね…!物語の流れを小さなサムネイルで描き出したラフや下絵など、貴重な資料の他、製作過程がわかる写真パネルもあり、ねずみくんの絵本がどのように出来ていくのかが分かり、どんどんテンションが上がっていきます!

どうぶつたちのユーモラスな表情や細かい動きには、思わずクスリ!

ずっと心に残っていた「いい チョッキだね ちょっと きせてよ」など、思わず口に出したくなる印象的な言葉にたくさん出会えるのがまた幸せです。

そういえば、入ってすぐのところにはねずみくんからのメッセージが。見逃してしまいそうなくらい低い位置にありました。ねずみくん、ちっちゃいですもんね…!

会場内には、小さなのぞき穴の仕掛けや、クイズもあって大人も子どもわくわく!

 

「ねずみくんとホットケーキ」のシーンに入れるフォトスポットも♪

ねみちゃんが用意してくれた来場者へのホットケーキにもほっこりさせられます。

8か国以上の国と地域で翻訳されている「ねずみくんのチョッキ」の中国タイトルは「鼠小弟的小背心」…おもしろい。世界でも広く愛されているのだなあとしみじみしながら、「なかえよしを+上野紀子の仕事場から」の展示へと歩みを進めます。

なかえよしを・上野紀子の共同作業の舞台裏をのぞく!読者を楽しませるための試行錯誤に胸を打たれる

なかえよしをさんがお話を、上野紀子さんが絵を担当する共同作業スタイルは「ねずみくん」シリーズが始まる以前から確立されていました。2人が歩んだ軌跡と絵本作りの原点をを、ラフや再現された上野さんの仕事場を通して振り返ります。

1972年にニューヨークを訪れた2人が出版社売り込み用に作ったのが、デビュー作となる『ELEPHANT BUTTONS』。貴重な原画もありました。のびのびとした鉛筆画とユーモラスな表情は、ねずみくんの世界観に通じるものがあります。その他、ニューヨーク滞在中に上野さんが雑誌や新聞用に描いたイラストレーション展示もありました。

2020年2月に亡くなられた上野さん。なかえさんが今までの絵本からお話に合うイラストを探し、PCで加工して絵を作って生み出した新作『ねずみくんはめいたんてい』の制作の様子も公開。今も、これからも共同作業は続いていくんだなと思ったら、思わず目頭が熱くなりました。

教科書で小さい頃に読んだ『ちいちゃんのかげおくり』は、上野紀子さんが絵を手掛けた作品であったことをこの場で初めて知りました。「少女チコ」シリーズの大きな作品など、幻想的な世界を描いた作品も展示されています。「ねずみくん」の雰囲気とは全く違う不思議な雰囲気で、絵の中の世界に引きずり込まれそうなくらい迫力があります。

どの作品も、読者を楽しまるためにどこまでもアイデアを突き詰め、新しいことにチャレンジしていこうとする姿勢が伝わってきます。未来の子どもたちにずっと受け継いでいきたい作品たちだと改めて強く感じました。

会場の出口にも、ねずみくんからのメッセージがありました♪

 

なかえさん・上野さんが作品に込めた思いにふれて作品への愛がいっそう深まり、展示を見終わる頃には胸がいっぱいになりました。さて、次はいよいよ楽しみだったグッズ販売ブースへと向かいます。展覧会限定グッズ販売レポートも是非ご覧ください。

「ねずみくんのチョッキ展」@大丸梅田 グッズ編はこちら!

【買ってきた】~1/31まで開催!オトナかわいい限定アイテムは買いすぎチューイ!「ねずみくんのチョッキ展」@大丸梅田【現地レポ】~グッズ編~

 

【informarion】

《開催概要》

【展覧会名】「誕生45周年記念 ねずみくんのチョッキ展 なかえよしを・上野紀子の世界」 【会期】2021年1月15日(金)~1月31日(日)

【会場】大丸梅田店 13階特設会場

大丸梅田店展覧会HP:https://dmdepart.jp/museum/umeda/nezumikun45th/

大阪府大阪市北区梅田3-1-1

 【開催時間】午前10時~午後7時30分(午後8時閉場)

 ※最終日は午後5時30分まで(午後6時閉場)

 ※状況により営業日や時間、イベント内容等に変更が発生する場合がございます。予めご了承ください。詳細は大丸梅田店ホームページをご覧ください。

大丸梅田HP:https://www.daimaru.co.jp/umedamise/

【入場料】 一般/800円(600円)、中高生600円(400円)、小学生400円(300円)、未就学児は入場無料 グッズ付きチケット/一般1300円(1100円)、中高生1100円(900円)、小学生900円(800円)

※( )内は前売および大丸・松坂屋のクレジットカード、大丸・松坂屋アプリ会員のサファイアランク、大丸松坂屋友の会カード、ブライダルサークル会員証をお持ちのお客様のご優待料金となります。

※混雑の状況で、整理券で対応させていただく場合、ご入場いただけない場合がございます。 
共催 :ねずみくんのチョッキ展実行委員会 特別協力:ポプラ社

 

取材・文/岩波縁

※掲載情報は2021年1月15日時点のものです。あくまで個人が行ったその時の感想ですので、展示内容等には変更の可能性もあります。

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